J:COM、生成AI活用 展示・体験会 「デジタルヒューマン」を開発~新しいを当たり前に~
J:COM(東京都千代田区、岩木 陽一代表取締役社長)は、3月2日に「デジタルヒューマン」の開発、発表にあわせJ:COMが取り組む生成AI活用 展示・体験会をメディア向けに開催した。
冒頭、DXデザイン本部 データビジネス企画部 部長 鎌田幹生氏よりJ:COMが取り組む生成AI活用をテーマに現時点での取り組みと今後の方向性について説明があった。
同社は、単なるAIの技術導入に留まらず、「デジタルヒューマン」を用いた次世代の顧客対応や、映像をよりパーソナライズ化させるサービス転換を進めている。社内向けには全社からメンバーを選抜し、ワークショップやリスキリングを通じたコンサルティング体制を構築。全社員が主体的かつ自律的に業務を改革できる組織作りを目指している。
また、長年培ったビッグデータ解析の知見をB2B事業や地方自治体支援へ展開し、業界全体のDXの底上げに貢献していく方向性を示した。

鎌田幹生氏
「デジタルヒューマン」ゆいちゃん
生成AIを活用し、音声対話で番組レコメンドを行うAIアバター「デジタルヒューマン」ゆいちゃん。

近年、シニア層を含めた幅広い世代の顧客がデジタルサービスを利用することが一般化する中、契約内容の確認や操作方法などの困りごとに対して「必要なときに、すぐに、わかりやすく案内してほしい」といった期待が高まっており、待ち時間の削減や24時間対応、多言語対応など高度化する顧客ニーズに応えるため、最適なUI/UXのノウハウ蓄積を目的として対話型インターフェースの開発に着手。今回の実証実験のテーマとして、顧客との日常的な接点が大きく、「膨大な作品の中から自分に合うものが見つけづらい」という声が多い番組レコメンド領域に取り組んだ。この取り組みでは、約15万作品のメタデータを生成AIで解析し、お客さまの“今の気分”に合った作品を、対話を通じて提案する仕組みを開発している。
■デジタルヒューマン(プロトタイプ)の主な特長
・膨大なコンテンツデータとの連携
「J:COM STREAM」で視聴可能な約15万作品のメタデータと当社で培ってきたコンテンツ紹介のノウハウを活用し、顧客の興味・気分に合った最適な作品を提案する。
・曖昧なニーズを汲み取る対話型レコメンド
「泣ける映画が観たい」「小学生の子どもが好きそうな映画は?」といった曖昧な要望に対し、会話のラリーを通じてお客さまの興味を深掘りし、好みに合わせた最適な番組を提案する。雨の日におすすめは?など抽象的な質問にも答えてくれ、視聴画面まで簡単に遷移することができた。
・高度な安全性と技術構成
AIが間違った情報を伝えないよう、独自のガードレール機能を搭載。レコメンド・検索時だけでなく雑談時にも機能するため、家族全員が安心して対話を楽しめる環境を提供する。
■今後の展開
2026年3月6日(金)から12日(木)にかけて、モニターにプロトタイプを利用し、使用感の検証を行った上、2026年上期の商用展開を目指している。今後はテレビ画面、ジェイコムショップ、オフィス受付などのデジタルサイネージへの展開も予定しており、将来的には、J:COMが保有する視聴履歴などのビッグデータと連携したパーソナライズ体験の高度化を目指している。アバターの種類も増やす予定との事で家族間での使用のニーズにも合わせていく。

「デジタルヒューマン」ゆいちゃんの会話デモ
この記事を書いた記者
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営業企画部
営業記者 兼 Web担当
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千葉ロッテマリーンズの応援に熱を注ぐ。
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