
古野電気、定置網モニタリングシステム「漁視™ネット」を販売開始
古野電気は、遠隔から定置網の様子をリアルタイムで確認することができるモニタリングシステム「漁視™(りょうし)ネット」を新たに開発し、2025年2月より国内での販売を開始しますと発表した。
製品概要
当社は、漁業者が培ってきた長年の経験や勘にモニタリングデータを組み合わせることで、近年の海洋環境の変化による漁獲量の変化や特定魚種の選択的漁獲など、様々な課題解決の糸口につなげるシステムとして「漁視™ナビ」シリーズ(船舶向けデータ収集システム「漁視™ダイヤリー」、WEBアプリ「漁視™マップ」等)を展開しています。このたび販売を開始する「漁視™ネット」は魚探エコーを使用することで定置網の状況を可視化し、遠隔から確認が可能となるモニタリングシステムで、漁業者の操業支援を目的に開発しました。計測ブイを定置網内に設置することでクラウドインフラを介して定置網内の魚の有無や量、海水温の変化といった状況確認に加えて、魚探映像に表示される底網位置の変化から潮の流れも推測できるため、水揚げのタイミングが判断しやすくなります。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。
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