
JVCケンウッド 特定小電力トランシーバー「DEMITOSS」の新製品として3モデルを5月下旬から順次発売
JVCケンウッドは、KENWOODブランドより、特定⼩電⼒トランシーバー「DEMITOSS」(デミトス)の新ラインアップとして、「UBZ-LU20」「UBZ-LU27」「UBZ-LU27BT」の3モデルを5月下旬より順次発売する。
同社の特定⼩電⼒トランシーバー「UBZ」シリーズは、1991年の販売開始以来、基本性能の充実および通話品質の向上等の改良が重ねられ、30年を超えるロングセラーシリーズとなり、2025年3月には国内外で累計販売台数600万台を達成した。アウトドアレジャーのコミュニケーションツールの一般用途のほかにも、飲食店やアパレル店舗等のビジネス用途として幅広いニーズに応え、国内外において個人から企業、団体ユーザーに至るまで、長きにわたり高い支持を得ている。
今回発売される新モデルでは、従来モデルの基本機能を継承しつつ、「DEMITOSS」として初めてブルートゥースヘッドセット対応モデル「UBZ-LU27BT」をラインアップ。ブルートゥース対応ワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)と接続し、ヘッドセットのPTTボタンを押すだけで、本体に触れずにスマートに通話できる。倉庫での品出しや飲食店での配膳など、トランシーバーのケーブルがわずらわしくなりやすいシーンでも、作業上のストレスを低減する。
また、曲線形状で親しみやすいボディデザインを新たに採用、「UBZ-LU20」はトレンドカラーで清潔感を演出する新色「ブルーグレー」を追加して定番カラーの「ブラック」、屋外や屋内の使用でも目立つ「レッド」「イエロー」の4カラーバリエーションで展開する。さらに、本体素材にリサイクル樹脂を採用するとともに、個装箱や保護袋などの梱包材からプラスチックを削減するなど環境にも配慮した。
JVCケンウッドは新製品の投入にあたり、「免許も資格も申請も不要で基本料や通話料もかからない“DEMITOSS”『UBZ』シリーズを、アウトドアやビジネスなどさまざまな場面で“だれでも・どこでも・簡単に・快適な”コミュニケーションを提供するトランシーバーとして市場展開します」とコメントしている。
なお、市場想定価格は、5月下旬発売の「UBZ-LU20」(ブラック、イエロー、レッド、ブルーグレー)が16,000円前後(税抜き)、6月下旬発売の「UBZ-LU27」(ブラック)が17,000円前後(税抜き)、6月下旬発売の「UBZ-LU27BT」(ブラック)が19,000円前後(税抜き)となっている。