
シンクレイヤ 日本最大級のオープンイノベーション拠点 「STATION Ai」に入居
ケーブルテレビをはじめとする放送・通信に携わる事業者のソリューションプロバイダ、シンクレイヤ(愛知県名古屋市、山口正裕社長)は19日、5月より名古屋市昭和区鶴舞にある日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に入居したと発表した。
■日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」とは
2024年10月、スタートアップ企業の創出・育成およびオープンイノベーションの促進を目的として名古屋市昭和区鶴舞に開業。会員向けのオフィス提供や新規事業創出の支援を行っていると共に、誰でも気軽に利用できるカフェ・レストラン・ホテルに加え、学びのある「あいち創業館」も併設している。実際に700社を超える国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、ベンチャーキャピタル等の支援機関や大学が参画し、新規事業創出に取り組んでいる。
■創業から63年、情報インフラの未来を創造する企業を目指して
シンクレイヤは1962年に創業。創業者の「日本中のテレビを美しく映したい」という想いから始まった同社の事業は今年で63年目を迎えた。創業当初は放送関連製品を開発・製造・販売する企業だったが、情報通信分野の技術革新に伴い事業領域を通信へと拡大してきた。2024年3月には中期経営計画を策定し、主に既存技術のさらなる深耕や新領域の探索、組織・人事の改革を進めている。昨年は新製品がグッドデザイン賞を受賞。さらに、地域・観光DXのためのAR事業をスタートさせるなど、社会課題に沿ったソリューションも展開している。
中期経営計画「PLAN2026未来を切り拓く~継続的成長のための3つの柱~」
同社は「今後、目まぐるしく変化する放送・情報通信分野に対応し、インフラの未来を創造する一企業としてより飛躍するためにも、『STATION Ai』に入居し、スタートアップや異業種とのつながりを広げ、新たな価値創出に取り組んでまいります」とコメントしている。