日本コムシス、DX化による生産性向上に向けて『生成AIセンタ』を設置

日本コムシス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田辺 博、以下「日本コムシス」)は、社内業務をテストベッドにDXを推進し、そのノウハウをもとにお客様のDX化をサポートする取り組みを進めています。その一環として生成AIの活用に取り組んでおり、生成AIの実務活用の浸透や業務実装による積極的な業務変革を目的に『生成AIセンタ』を設置しましたと発表した。

◇導入状況
 2023年12月よりセキュリティ対策を強化した法人向け生成AIの活用を開始し、現在はユーザー数933名、アクティブユーザー比率76%であり、利用促進の活動により当該サービスの他社平均(約40~50%)を大きく上回る高い利用率となっています。本ツールは、調査、アイデア発想、文書作成、プログラミング補助、要約など、多岐にわたる業務に活用されており、社員ひとりひとりの業務への活用が進んでいます。これにより、日常業務の効率化だけでなく、業務フローの改善や生産性向上にも寄与しています。
個人利用に加えて、社内システムへのAI実装を進める取り組みの一環として2024年12月より、検索拡張生成機能を活用し社内業務問合せ効率化のための「問合せAI」の導入を開始しました。「問合せAI」の導入により、従業員からの社内システムに関する問い合わせに迅速に対応できるだけでなく、サポートデスクが対応する問合せ件数を約20%削減し、業務効率向上に寄与しています。

◇活用支援
現場実務へのAI導入支援や活用ノウハウの蓄積に向けて、『生成AIセンタ』を設置しました。

【生成AIセンタの活動】
・生成AIセンタでは、当面はRAGの作成・活用に関する対応を業務主管とともに進めています。職場のドキュメントを生成AIが認識しやすい形態に変換する等のノウハウを蓄積し、専門性の高い利用方法での活用を支援・促進します。また、個人利用の促進に向け一般的な利用方法だけでなく、活用相談にも応じるなど一層の活用を支援しています。
なお、生成AIセンタの運営はコムシスグループ内の北陸電話工事(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:猪倉 稔正、以下「北陸電話工事」)と連携しており、日本コムシスだけではなく北陸電話工事での社内活用やビジネス拡大の推進にも寄与しています。

この記事を書いた記者

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中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。