
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション、新開発4Kマルチパーパスカメラ「AK-UBX100」を発売
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下、パナソニック)は、昨年発売した4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームの2/3バヨネットレンズマウントに対応したボックススタイル4KマルチパーパスカメラAK-UBX100を2025年度第3四半期に発売を予定していますと発表した。さらに、世界初(※1)となるオートフォーカス(以下、AF)機能をAK-UBX100に先駆け、AK-UCX100へ搭載予定。対応するファームウェアアップデート(以下、FWUP)を2025年12月(※2)に予定しています。
パナソニックはすべての撮影現場で表現者のあらゆるワンマイルをサポートし、撮影に集中でき、かつクリエイティブな時間を創出する環境を提供するため、以下の技術革新を実現しました。
1. 4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームを搭載した新開発マルチパーパスカメラAK-UBX100によりユーザーの表現を拡張
・ボックススタイル4KマルチパーパスカメラAK-UBX100は、4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームと共通のメニュー画面を採用しています。従来から課題とされていた色合わせの煩雑さの解消や、機器をまたいだ操作性の統一化を実現します。また、共通のリモートオペレーションパネル(ROP)の活用により、4KスタジオカメラAK-UCX100や4KリモートカメラAW-UE160との連携が容易となり、撮影現場での大幅な運用効率改善が見込まれます。AK-UBX100は単体でSMPTE ST 2110、NDI®、SRTなど多彩なIPプロトコルに対応し、インターフェースとしても12G-SDI×2系統、SFP+/28×2系統を搭載。さらに、様々な演出に配慮したモアレ対策の基本性能に加え、HD光学ローパスフィルター(※3)を追加することで、よりモアレの低減が可能となり、単体でも高い表現力を発揮します。なお、AF機能については、2026年度第1四半期(※2)にFWUPにて対応を予定しています。
2. 世界初(※1)、AF機能搭載(FWUP)
・世界初(※1)となるAF機能をFWUPにて搭載することにより、使用するレンズの種類やオペレーターの熟練度に左右されることなく、素早く安定したターゲットアプローチが可能となります。すでに搭載されているフォーカスアシスト機能(※4)との使い分けにより、さらに幅広いシチュエーションで活用いただけます。本AF機能はターゲットエリアの位置・サイズ・スピードを段階的に調整することが可能であり、熟練したオペレーターにおいても、One Push AF機能による瞬間的なAFサポートで、マニュアル操作による最終調整へスムーズに移行でき、画角へのこだわりを実現に貢献します。なお、本AF機能はAK-UBX100に先んじて、4KスタジオカメラAK-UCX100へ2025年12月(※2)にFWUPにて対応予定です。
3. 4KスタジオカメラAK-UCX100の機能拡張
・4KスタジオカメラAK-UCX100につきましては、2025年12月(※2)のFWUPにてAF機能に加え下記の機能追加を予定しています。
・Low Skew Modeの機能追加
・Video TRUNKの機能拡張(TRUNK IN端子の12G-SDI出力に対応)(※5)
・Fドロップおよび周辺光量落ち自動補正の機能追加(※6)
・リモートバックフォーカス調整の機能追加
※1 4Kスタジオカメラ・システムカメラの内蔵機能として、2025年9月2日現在 当社調べ
※2 最新のファームウェア提供日程は製品サイトをご確認ください
※3 有償オプションで対応
※4 フォーカスアシスト機能はマニュアルフォーカス時に利用可能
※5 SMPTE ST 2110およびJPEG-XS時のみ利用可能
※6 対応レンズ使用時のみ利用可能
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。