ホーチキ、防災クラウドサービスがISO認証を取得

 ホーチキ(本社:東京都品川区/代表取締役社長執行役員:細井元、以下「当社」)は、防災クラウドサービス「HOCHIKI as a Service(以下、HCKaaS(ホーチキアース))」において、クラウドセキュリティに関する国際規格「ISO27017」認証を2025年8月27日付で新たに取得しましたと発表した。また、HCKaaSの運用部門にて情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO27001」認証も同時に取得した。

 2025年4月より提供開始している防災クラウドサービス「HCKaaS」は、開発段階より信頼性の高いサービスの提供を目指してきた。特にサービス提供基盤のセキュリティ対策と組織による運用体制を強固にすべく、情報セキュリティポリシーを改定し、それぞれの規格要求に沿った検討を進めました。今回の認証取得により、当社のクラウドサービスのセキュリティレベルおよび運用体制が、国際基準に沿って一定のレベルにあることが証明されました。今後も信頼性の高いサービスの提供を続けてまいります、と話した。

■防災クラウドサービス「HCKaaS」について
 防災クラウドサービス「HCKaaS」は、火災発生時の情報をSMSやEメールで即時通知し、災害対応の初動を迅速に支援するサービス。従来は火災受信機からの情報は防災センターに限定されていましたが、現場の巡回者や遠隔地の管理者にも即時共有でき、現場対応のスピードが向上します。さらに、クラウドAPIを通じて他の業務システムや建物OSと連携可能で、BCP(事業継続計画)対策にも有効です。