
ugo、トヨタ紡織の工場に「ugo mini」が導入
業務DXロボットの開発を手掛けるugo(ユーゴー、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松井 健、以下 ugo)は、トヨタ紡織 猿投工場 ものづくり革新センターに小型AI搭載の点検ロボット「ugo mini」を納入しましたと発表した。
■背景
今回のugo mini導入先であるトヨタ紡織を含めた製造業を取り巻く環境では、設備やエネルギーの管理体制の高度化に加え、働き方改革への対応が求められています。トヨタ紡織において、製造現場の革新を目的とした新技術の検証を進める中、コストを抑えつつ必要なタイミングで必要な場所のみを点検できる特性により、スモールスタートで改善効果を検証できる点が評価され、今回のugo mini導入に至りました。
■ 目的
今回のugo mini導入は、「設備・エネルギー管理の効率化」と「人的負荷の低減」を両立させる新たな点検体制の構築を目的としています。このugo miniによる点検業務の有効性を検証し、将来的にはより多くの工場現場への応用を視野に入れた改善策の創出に取り組んでいきます。
■ 主な取り組み内容
・資産管理の自動化
設備や備品の配置・稼働状況を定期的に確認し、管理業務の効率化を支援します。定期的に撮影された画像データをAIで分析することで、設備の稼働状況、備品の在庫管理、金型の配置状況等、資産管理の自動化を追加投資なしで実現します。
・照明・空調の稼働状況をugo miniが巡回確認
施設内の照明や空調の操作パネルを巡回し、消し忘れや不要な稼働の有無をAIにて検知、通知を行います。ムダなエネルギー消費を可視化し、省エネにつながる改善ポイントの発見を支援します。
・サーマルカメラによる火災予防
バッテリーチャージャーや電源周辺など、発火の恐れがある箇所を重点的に確認することで、異常の兆候を迅速に把握し、火災リスクの早期発見と予防に寄与します。
・熱中症対策とアラート機能
施設内を巡回し暑さ指数(WBGT)を測定、マップ上で警戒箇所を見える化します。危険度に応じてアラートを発信し、従業員に適切な休憩や水分補給を促します。熱中症リスクの早期発見と安全管理の強化を支援、自動管理を実現します。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。