
アンリツ、双日テックイノベーション、ローカル5Gプラットフォーム無線品質評価にアンリツの試験ソリューションを採用
アンリツ(社長 濱田 宏一)は、双日テックイノベーション(代表取締役社長CEO 西原 茂、以下STech I社)が日本市場へ展開するローカル5Gプラットフォームの無線品質評価において、ハンドヘルドスペクトラムアナライザ「フィールドマスタ プロ MS2090A」を採用したことを発表した。
MS2090Aは、総務省のローカル5G実証実験で数多くの実績を持ち、その信頼性と高い性能、優れた操作性が高く評価され、導入に至りました。MS2090Aの活用により、STech I社は電波法に基づく検証や無線品質管理に加え、障害発生時の迅速な原因究明も可能になりました。
ローカル5Gの導入は、基地局の共同利用に関する規制緩和や免許手続きの簡素化により、障壁が低下しています。一方で、運用面では複雑さなどが依然として残っています。この課題解決に向け、STech I社は、米Celona社のローカル5Gプラットフォーム「Celona 5G LAN」を日本市場へ展開しました。
同プラットフォームは、ローカル5Gに必要な全ての機能を包括的に提供し、導入から運用までの最適化を容易に実現します。また、運用担当者が高度な5Gモバイルネットワークの知識を持たなくとも、無線LANと同様の手軽さで運用できる点が強みとなっています。一方、日本市場への展開では、電波法の遵守や無線品質の確保の対応が求められ、高い信頼性と正確な無線特性評価を備えた測定器の導入が不可欠でした。
この要件を満たすため、同社はアンリツの試験ソリューションを採用しました。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。