i-PRO、悪環境下でも広範囲に侵入を検知する監視用ミリ波レーダー発売

視野角180度・最大半径100mの広範囲を侵入検知 雨や霧でも重要インフラを守る

i-PRO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:中尾真人、以下i-PRO)は、重要インフラなどへの侵入を広範囲に検知する、監視用ミリ波レーダー(以下本商品)を本年12月に販売開始する。

本商品は、航空管制レーダーや自動運転システムでも使われている電磁波(ミリ波)を照射し、カメラや赤外線センサーが苦手とする雨や霧などの悪環境下でも、特定範囲内の物体を検知するものです。異常を検知した場合は、検知した物体の場所を、接続されたクライアントPCの地図上に表示するとともに、本商品内蔵のカメラ映像で、全体的な状況を把握することができます。

本商品1台で、視野角180度、検知距離最大100m(車の場合。人の場合は70m)の広範囲をカバーします。監視したいエリアの外周に沿い直線状に複数の設置が必要となる赤外線センサーやテンションセンサーなどの従来の侵入センサーと比較し、工事費の低減が可能です(※1)。
さらに、i-PROのAI搭載PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラと連携すれば、カメラのAI自動追尾機能により、検知物体の詳細の撮影/記録(※2)が可能となります。本商品1台で、最大4台までのPTZカメラと連携できます。
発電所や空港、港湾(※3)、工場など、重要な施設での監視力の強化、省力化に寄与します。

※1:i-PRO調べ。設置場所の形状によっては低減できない場合があります。
※2:映像の記録には、別途レコーダーやエッジストレージなどの記録媒体が必要です。
※3:塩害のおそれのある場所では、耐重塩害仕様(WV-RD5500-CS)をご使用ください。


1.本商品の特長
・悪環境下でも広範囲の侵入者を検知
・地図と映像で直感的に監視領域の状況確認が可能
・AI搭載PTZカメラが連動して追尾撮影、証拠映像も記録

2.想定活用シーン
広範囲を監視する必要のある、重要インフラや大規模無人施設などでの、監視力強化、監視業務の効率化

3.品名・品番など