アンリツ、高速インタフェース向け評価ソリューションがMSI社に導入

 アンリツ(社長 濱田 宏一)は、PCI Express®(PCIe®)規格など高速デジタルインタフェース向けの信号品質評価ソリューションをMicro-Star International Co., Ltd.(以下MSI社)に提供しましたと発表した。

近年、AIやIoT技術が急速に普及し、データ伝送量は飛躍的に増加している。このため、サーバやデータセンタ、さらにはコンシューマ向け製品に広く採用されるPCIe、USB、DisplayPortなどの高速デジタルインタフェースには、さらなる高速大容量化が求められている。こうした背景のもと、MSI社では、同社が開発するサーバやマザーボードなどの次世代インタフェース規格への対応や、デジタル信号品質の確保、開発効率の向上が重要な課題となっていた。

MSI社は、これらの課題を解決するため、アンリツのシグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aとベクトルネットワークアナライザ MS46524Bを採用しました。
両製品を用いて、デジタル信号品質をビットエラーレートなどの時間軸と、Sパラメータなどの周波数軸の両面から評価可能な包括的環境を構築しました。これにより、高速デジタルインタフェースやシステムに搭載されたデバイスなどの信号品質の確保や、開発効率の向上を実現しました。