アンリツ、5G無線機器の安全性・適合性確保でEU市場展開を支援

 アンリツ(社長 濱田 宏一)は、5G無線機器の適合試験に対応するため、New Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRの機能を強化し、欧州無線機器指令RED(Radio Equipment Directive)に基づく無線規格ETSI EN 301 908-25への対応を実現しましたと発表した。これにより、EU市場で販売される5G無線機器の法規制準拠を証明でき、製品の品質・信頼性を確保できます。
アンリツは、EU市場における製品の円滑な市場投入を支援します、と話した。

製品概要
New Radio RF コンフォーマンステストシステム ME7873NRは、3GPP規格に準拠し、GCFとPTCRBの認証を取得した5G対応テストプラットフォームです。

FR1(Sub-6 GHz帯)に加え、OTA(CATR)チャンバと組み合わせることで、FR2(ミリ波帯)にも対応。柔軟な構成でカスタマイズ可能で、既存のME7873LAからのアップグレードにも対応し、最小の設備投資で5Gに対応することができます。

この記事を書いた記者

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中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。