
アイコムの60周年記念アマチュア無線機「IC-7760」がグッドデザイン賞を受賞
無線通信機器大手のアイコム株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:中岡洋詞、東証プライム 以下、アイコム)は、アマチュア無線のハイエンド機「IC-7760」で日本デザイン振興会(東京・港区)主催の2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
今回受賞した「IC-7760」 は、アイコムの設立60周年を記念して発売したトランシーバー(2024年8月発売)です。設置の自由度を大幅に向上させたツーピース構成や、デュアル・タッチディプレイの採用により、さらに直観的な操作性へと進化したUIなどが評価されました。アイコムの製品がグッドデザイン賞を受賞するのは、IC-7760を含め今回で30回目です。
製品は、東京ミッドタウンで開催する受賞展「グッドデザインエキシビション2025」で展示し、一般公開されます。期間は2025年11月1日~5日までです。
■審査委員の評価コメント
一般的に大型となる200Wクラスのアマチュア無線機に対し、本製品は本体と小型化したコントローラーを分離することで設置自由度を飛躍的に高めている。また、ジャンルとして見た場合、インターネットを介した遠隔操作という発想は大変ユニークである。これはアンテナの設置場所という地理的制約からユーザーを解放し、運用の可能性を広げている。UI設計の巧みさも特筆すべき点である。従来からの操作性を維持しつつ、タッチパネルによる直感的な操作を導入。さらに、質感の高い物理ボタンは、機器を所有し操作する喜びを感じさせる。従来のユーザーに配慮しながらアマチュア無線の世界に新たな自由をもたらした点を評価した。
■製品の特長
「IC-7760」は、アマチュア無線を祖業とするアイコムが設立60周年を迎えるにあたり企画された、ハイエンドモデルのアマチュア無線機です。
・コントローラーとRFデッキのツーピース構成
これまで、200Wクラスの無線機は、大型・一体型であり、設置場所の確保が難しいケースがありました。IC-7760ではコントローラーと本体を分離するツーピース構成とすることで、コントローラーを卓上に、本体を離れた場所にあるラックに置く等、フレキシブルな設置を可能としました。
・宅内LAN/インターネット接続によるリモート運用を実現
コントローラーと本体を、宅内LAN(有線/Wi-Fi®)およびインターネットで接続することが可能。パソコンを介さないシンプルな構成で、宅内はもちろん、別宅など好きな場所から本格的なリモート運用を楽しむことができます。
・業界初のデュアル・タッチディスプレイを採用
業界初のデュアル・タッチディスプレイによる新たなUIは、視覚的に効果を確認しながらの各種設定を可能とし、操作部のコンパクト化と操作性の向上を両立させています。
製品情報はこちら:https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-7760/
過去の受賞製品はこちら:https://www.g-mark.org/gallery/companies/5b6d28db-6130-426c-b8d5-11602b66ba5e
この記事を書いた記者
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営業企画部
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