シンクレイヤ、単身者向け安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」を開発

 シンクレイヤ(東証スタンダード:1724、代表取締役社長:山口正裕、本社:名古屋市)(以下、当社)は、ai6(代表取締役:丸茂正人、本社:東京都港区)と協業し、Wi-Fiセンシング技術を活用した単身者向け居住者安否確認支援サービス「でんぱでみてるくん」を開発したと発表した。
本サービスは、居住者の在室状況を可視化し、一定期間動きが確認できない場合は管理者へ通知。カメラやウェアラブル機器を必要とせず、居住者の在室状況を把握できるため、プライバシーを守りながら孤独死という社会課題の解決に貢献できます。

■入居者の異変にいち早く気づく仕組み「でんぱでみてるくん」の特徴
Wi-Fi電波のわずかな変化をとらえて人の動きを検知する“Wi-Fiセンシング技術”に着目し、本サービスを開発しました。一定期間、動きが確認できない場合には自動的にアラートが発報されるため、異常発生時には迅速な初動対応を行うことが可能です。



■Wi-Fiセンシング技術について
主に無線通信用電波として知られるWi-Fi電波を用いて人の動きを検知する技術のこと。人の動きがWi-Fi電波の波形に影響を与えることから、波形状況をAIが自動分析することで在室状況を確認することが可能。
居住者の安否確認を目的としたサービスの需要は高まっているものの、従来のサービスはカメラ設置による監視の印象や、ウェアラブル機器を装着する負担などから、十分に普及していないのが現状です。
本サービスの専用端末はコンセントに差し込むだけで簡単に設置でき、利用者にとって心理的・身体的な負担が少なく、プライバシーにも配慮した構成となっています。



今後は、さらなる利便性向上に向けて、睡眠検知機能やご家族向けスマートフォン用サービスの追加も検討しております。居住者の安否確認支援にとどまらず、本サービスが“見守りサービス”としての役割にも貢献できるよう、機能追加を進めてまいります、と話した。