IIJ、世界初となるPrisma Accessとの閉域接続サービスを提供

株式会社インターネットイニシアティブは、Palo Alto Networks(本社:米国カリフォルニア州)が提供するクラウド型SASEソリューションPrisma® Accessとお客様サイトの間を、IIJの専用プライベートネットワークで接続する「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Prisma Access」を、2025年12月より提供開始します。

IIJクラウドエクスチェンジサービス for Prisma Accessは、IIJのバックボーン上にお客様専用のネットワークを構築する「プライベートバックボーン」とPrisma Accessとの閉域接続を提供するものです。本サービスにより、お客様は自社サイトや自社で利用するクラウド基盤とPrisma Accessとの間をインターネットを介さず接続し、セキュアで外部トラフィックの影響を受けない安定した通信環境を実現するとともに、SD-WANやマルチクラウド接続等のIIJサービスとPrisma Accessを容易に組み合わせて利用できるようになります。Prisma Accessとの閉域接続サービスの提供は、世界初(※1)の事例です。
(※1)2025年11月1日時点の情報となります。

■主な特徴
セキュアで安定したマルチクラウドネットワークを実現
本サービスは、お客様専用ネットワークである「プライベートバックボーン」を通じて、お客様サイトや様々なクラウド基盤からPrisma Accessへの閉域接続を提供し、セキュアで安定したマルチクラウドネットワークを実現します。

IIJ OmnibusサービスによるSD-WAN機能
Prisma Accessは通常、拠点に設置するネットワーク終端機器をお客様側で用意する必要がありますが、拠点間WANとしてIIJ Omnibusサービスを組み合わせることで、終端機器を含めたフルマネージドでの利用が可能になります。特に拠点数が多い場合には、IIJ Omnibusサービスを活用することで運用負荷の軽減が期待できます。

IIJサービス群の活用により、お客様の多様な要望に対応
お客様はプライベートバックボーンを通じ、認証基盤サービスやデータ連携サービスなど、IIJが提供する多彩なデジタルワークプレース支援サービスを閉域網に追加して利用することができます。Prisma Accessとこれらのサービスを組み合わせて利用することで、お客様にあわせた機能・使い方やセキュリティ要件にきめ細かく対応します。