サムスン日本研究所、Inter BEE 2025に出展
ロイヤリティフリーという特色を持つ、HDR10+とAPVという2つの映像関連規格の特徴を、デモ等を交えて紹介。
株式会社サムスン日本研究所(本社:横浜市、代表取締役:多田 充)は、2025年11月19日(水)~21日(金)に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025」に出展します。
HDR10+
HDR10+を適用すると、シーン毎やフレーム毎に付加される動的メタデータの活用によって、様々な性能のディスプレイで、クリエイターの意図を維持した表示が可能になります。

HDR10+はロイヤリティフリーでオープンな規格であることから、活用が拡大しています。
Netflix、Amazon Prime、Disney+といった大手配信サービスに採用されているほか、YouTube映像にも適用可能です。
Inter BEE 2025では、ビコム株式会社の公式YouTubeチャンネルにアップロードされているHDR10+動画を使ったデモをお見せします。
ビコム株式会社の動画は、画質を高く評価されており、その作品は国内外で多数の賞を獲得しています。HDR10+を採用しているサムスンの最新スマートテレビ “QN90F”で、その高い表現力をご確認ください。
APV
APVは個人クリエイターが、大掛かりな設備を用いることなく、スマートフォン一つでプロフェッショナル動画を作成することが出来る動画フォーマットとなります。従来のプロフェッショナル動画用のコーデックの場合、ライセンスが必要となる、スマートフォンには対応していない、ファイルサイズが大きくなる等の問題がありましたが、APVはこれらを解決し、ロイヤリティフリーで従来規格と同程度以上にロスの少ない処理を可能とします。また、既存ツールであるAdobe Premiereに対応したプラグインを開発しており、APVストリームの編集が可能です。
今年のInter BEEでは、初めてQualcomm製端末上でAPV Codecを用いた撮影デモを行います。またノートPC上で、Blackmagic DaVinciを用いた編集デモもご覧いただきます。
APVの特長
• 知覚的にロスレスなビデオ品質
• スマートフォンの実装に適した低複雑性
• 数Gbpsの高スループット2K/4K/8Kビデオ
• イントラフレームのみ → 各フレームへのランダムアクセスが容易
• フィデリティの向上 → 4:2:2 から 4:4:4 のカラーフォーマット、10~12bit
• 複数回の再エンコードによる品質保持
• HDR10/10+対応
• 柔軟で拡張可能なメタデータサポート
展示会概要:
展示会名:Inter BEE 2025
会 期:2025年11月19日(水)~21日(金)
場 所:幕張メッセ
小間番号:8307
公式HP : https://www.inter-bee.com/ja/
この記事を書いた記者
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営業企画部
営業記者 兼 Web担当
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