慶應義塾大学と東芝が寄附講座「量子技術とマーケットデザイン」を開講

慶應義塾大学(東京都港区、塾長:伊藤公平、以下 慶應義塾)と東芝(神奈川県川崎市、代表取締役 社長執行役員 CEO:島田太郎、以下 東芝)は、慶應義塾大学経済学部において2025年秋学期より寄附講座「量子技術とマーケットデザイン」を開講しました。本講座は、進展著しい量子技術と、経済学において注目を集めるマーケットデザイン(市場設計)という2つの先端分野を融合し、量子時代の市場制度設計の視点を提供しつつ、次世代の制度設計を担う人材の育成を目指します。

講座は、マーケットデザインを専門とする栗野盛光教授と、量子技術の社会応用を目指す高原勇特任教授が共同で担当します。産学連携のもと、理論と実践、技術と制度を架橋する先進的な教育を展開します。

■本講座の特徴的な内容
 本講座では、東芝をはじめとする学外講師を招聘し、量子技術と市場設計の接点を多角的に学びます。主なトピックは以下の通りです。

量子コンピューティングの技術と市場設計への応用
量子セキュリティの技術と市場設計への応用
量子センシングの技術と市場設計への応用
AIと量子技術の連携による新しい経済モデル
金融・インフラ・産業分野における量子技術の応用
量子コンピュータ実機を用いた実習
国際標準化や産官学連携の最新動向

■本講座の意義
 量子技術は、今後の経済や社会の構造に大きな影響を及ぼすと期待されています。本講座では、その技術的基盤を経済学部の学生にもわかりやすく伝えるとともに、量子技術の発展と市場拡大を支える制度設計について学ぶ機会を提供します。こうした取り組みは世界的にも先駆的な試みであり、慶應義塾ならではの「全社会の先導者」を育てる姿勢を体現するものです。

さらに、産学連携により、理論の習得だけにとどまらず、実社会に根ざした事例や課題に触れながら学べる点も、本講座の大きな特徴です。本講座は、量子技術を活用した新たな市場制度の在り方を学生とともに探求し、近い将来を見据えた高度な専門性と実践力を備えた人材の育成を目指します。

この記事を書いた記者

アバター
中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。