古野電気、兵庫県と水上ドローンボートを用いた実証実験を実施

古野電気(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、兵庫県土木部が管理するダムにおいて、深浅測量向けマルチビームソナー搭載水上ドローンボート「FBUSV-1(エフバスブイワン)」による堆砂量計測の効率化および3Dマップ化を目的とした実証実験を実施しました。

◇実証実験
・実験日:2025年11月6日
・目的:
 兵庫県土木部は、県内21のダムを管理し、1~2年に一度、堆砂測量を実施しています。現状はシングルビームソナーや錘を用いた測量を行い、平均断面法により堆砂量を算出しています。しかし、近年は測量作業の省力化やコスト削減、より正確な形状把握に加えて、計測方法のDX化が課題となっています。これらの課題解決を目的として、当社の水上ドローンボート「FBUSV-1」を用いた実証実験を行いました。
・計測内容:
 過去の計測測線(100m間隔)に沿ってダムを横断する形で計測を行いました。今回使用したマルチビームソナーは測定範囲が広く、少ない側線数でダム全域をカバー可能であるため、より正確に堆砂形状の実態を把握できます。

◇使用機器:深浅測量向けマルチビームソナー搭載水上ドローンボート「FBUSV-1」
 現在開発を進めている小型水上ドローンボートに、マルチビームソナーを搭載した深浅測量向けプロトタイプモデルです。本艇体は「エントリーモデル」「小型・軽量(約25kg)」をコンセプトに設計しており、従来の測量方法に代わる新技術として、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」への登録申請を進めています。今後、ダム以外にもため池や河川、湾岸における様々な場面での活躍が期待されます。


※本製品は現在開発中であり、仕様・外観は変更となる場合があります