トヨタ純正オーディオを高音質化 JVCケンウッド、拡張キット発売へ

JVCケンウッドは、トヨタ自動車の純正ディスプレイオーディオ向け高音質・映像拡張キット、DSPサウンドシステム「KXC-AH100T」を本年8月中旬より発売すると発表した。価格はオープンだが、市場推定価格は6万円前後(税込)を見込んでいる。8月中旬の一般発売に先駆け、3月末より全国のオートバックス店舗にて先行発売が開始される予定。

 

近年、自動車市場では、ダッシュボード一体型のディスプレイオーディオが純正用品として標準装備されるケースが主流となっている。一方、ユーザーが自動車を購入後、市販のカーナビゲーションシステムやカーオーディオに取り替えることは難しいという実情がある。そこでJVCケンウッドは、トヨタ車のユーザーを対象に、現状の純正ディスプレイオーディオを搭載したまま、さらなる高音質かつ多彩な音響設定によるサウンドが楽しめる拡張キットとして同製品を企画した。

 

「彩速ナビ」の技術を継承

 

音質面では、同社のカーナビゲーション「彩速ナビ」の最上位シリーズ「TYPE M」に相当する高音質技術を採用した。独自の「K2 TECHNOLOGY」により、スマートフォンなどのデジタル音源をオリジナルマスターと同等のクオリティで再生するほか、13バンドのグラフィックイコライザーやデジタルタイムアライメントといった多彩な音響設定が可能となっている。

 

 

最大の特徴は、アルファードやノア、プリウスなど計14車種に対して個別に最適化された「車種専用音響設定」があらかじめプリセットされていること。車室空間の特性に合わせたチューニングが施されており、付属の専用リモコンで簡単に理想的なサウンド空間をセッティングできる。

 

後席での映像視聴も可能に

 

機能面では、HDMI入出力端子を装備したことで、純正ディスプレイオーディオでは困難だったリアモニターへの映像出力を可能にした。これにより、スマートフォンから入力した動画コンテンツなどを後部座席で楽しむことができる。