ビデオリサーチ テレビ×デジタル広告の統合シミュレーション高度化「CM-AdSim」提供開始

ビデオリサーチ(東京都千代田区、石川豊社長)は、テレビCMとデジタル広告のトータルリーチおよび予算配分を推計するシミュレーションツール「Cross Media Ad Simulator(クロスメディア・アド・シミュレーター)」(CM-AdSim)の提供を3月26日から開始すると発表した。本サービスにより、広告主や広告会社は設定した出稿条件に基づき、テレビ・デジタル・CTVを横断した広告リーチのシミュレーションや予算配分の検討を自身のシミュレーターで実施できるようになる。

 

近年、広告配信は、従来のテレビCMやPC・スマートフォン向けデジタル広告に加え、コネクテッドTV(CTV)を含む動画広告へと配信先が急速に広がっている。その一方、媒体やデバイスを横断した広告リーチを一貫した視点で把握することが難しいという課題が顕在化している。こうした市場環境の変化を受け、ビデオリサーチは従来のテレビCMとデジタル広告のシミュレーションに加え、CTV出稿の利用シーンが想定されるTVerやAmazon Prime Videoを対象媒体に追加し、クロスメディアでの広告プランニング領域のサービスにアップデートするため、今回のリニューアルに至ったもの。

 

CM-AdSimの主な機能

 

①テレビCM×デジタル広告のトータルリーチシミュレーション
テレビCMと各デジタル広告媒体※の出稿条件を設定し、キャンペーン全体および媒体別のリーチをシミュレーションする。

 

②テレビCM×デジタル広告の予算配分シミュレーション
キャンペーンの総予算と出稿条件に基づき、テレビCMとデジタル広告の予算配分比率を算出する。

 

③CTV出稿を含むリーチの可視化
出稿デバイスを条件として設定することで、「すべてのデバイス(CTV含む)」と「CTVのみ」のリーチ状況を比較できる。

 

※対象媒体:YouTube、TVer、Amazon Prime Video、Facebook、Instagram、X、LINE

 

同社はこれまで、テレビCMと動画広告のリーチの統合的な評価・管理を通して広告施策の最適化を支援するサービス「Cross Media Reach Report(CMR)」や、放送と配信の統合指標を日次で提供する「CM-UMPs(シーエムアンプ)」など、メディア環境の変化に対応したデータ&システムの拡充を進めてきた。本サービスはCTVの普及など、視聴行動の多様化に対応し、クロスメディア領域における広告プランニングを支援する取り組みの一環として提供する。