TELECがWTP出展

 一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)は、5月29日(水)~31日(金)の3日間、東京ビックサイト(東京国際展示場)で開催された「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2019」(WTP2019)にブースを出展し、同センターが手掛けている、電波・通信、IoT、EMC等に関する設計認証・証明制度、機器の試験、較正サービス、技術相談、出版書籍など様々な事業をパネルで紹介した。 TELECでは、無線設備の技術基準適合証明や端末機器の技術基準適合認定制度等について、ワンストップサービスでの提供を行っている。電波を使用する端末には、携帯電話やタブレット、防犯カメラ、ドライブレコーダ、スマートウォッチ、テレメータ用特定小電力機器(920MHz帯)など、さまざまな機器がある。その中で、携帯電話やタブレットは、電気通信事業者のネットワークに接続する際、電気通信事業法に基づく技術基準に適合している必要がある。TELECでは、電気通信事業法と電波法に係る認証のワンストップサービスを提供しており、事業者は、携帯電話端末(3G、LTE)や無線LAN機器、特定小電力機器に電波法認証の「R」マーク、電気通信事業法認定の「T」マークの両方を同時に取得することができる。また、ヨーロッパと北米(米国、カナダ)に向け、無線機器の輸出や販売を考えている事業者に向けては、TELECが外国の規格に合致した見積もりや試験、テストレポート発行、資料作成支援、適合性評価など、全ての段階でサポートを行っている。ブースでは、それらの内容を分かりやすくパネルで紹介した。 TELECは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムから、AIF試験機関およびAIF認証機関に認定されており、低圧スマートメータとHEMSコントローラ間(Bルート)向け試験・認証サービスをワンストップ(技適・工事設計認証、Wi―SUN認証試験、ECHONET Lite/ECHONET Lite AIF試験・AIF認証)で提供している。なお、昨年8月からは、Wi―SUN Enhanced HAN向け規格適合性試験サービスおよび相互接続性試験サービスを開始している。 担当者はWi―SUNについて、「Wi―SUNの通信距離は500㍍~1㌔弱で、LTE方式のIoT機器向け通信方式『NB―IoT』とは、携帯電話システムベースで運用される点が異なる。Wi―SUN FANの場合、基地局は不要。Wi―SUN FAN機器同士をメッシュネットワークで接続し、これを何らかの方法でインターネットにつないでデータを送信する方法を取る。そのため、基本的にWi―SUNの場合、通信費用は発生しないことが特徴」と説明した。 ブースでは、高周波電力計、周波数計、スペクトル分析器など、無線局の無線設備の点検や検査のために使用する測定器の較正サービスや、電波の安全利用に関する測定サービスとして、高周波利用設備の試験や、VCCI規格などのEMC試験などについても紹介を行った。