NTT東日本など、世界初、通信用光ファイバを用いた工事振動検知に成功

NTT東日本、NEC、鹿島建設は共同で、光ファイバセンシング技術を応用し、すでに電柱に共架している通信用光ファイバ(通信用光ファイバ回線のうち未使用の稼働していない芯線)を振動センサーとして活用する実証実験を行った。この実験により、通信用光ファイバによるトンネル掘削工事の振動検知に世界で初めて成功したと発表した。実証実験期間は2022年1月~24年3月予定。これにより、新たにセンサーを設置することなく、建設工事に伴って周辺の地域で発生する振動状況を広範囲かつリアルタイムに把握しながらの施工が期待できる。(全文は8月30日付1面に掲載)