【展示会レポート】マスプロ電工が「DIY SHOW」に出展

 マスプロ電工は、8月21日~8月23日に幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」(主催・一般社団法人 日本DIY・ホームセンター協会)に出展した。
 「DIY HOMECENTER SHOW」は、国内のDIY・HC関連企業が一堂に会する日本最大級の住生活関連総合展示会。
 マスプロ電工ブースでは、今回『暮らしにこだわる!安心安全のマスプロ製品』をテーマに、安心安全のセキュリティー機器に加えて、防災対策に最適なポータブルバッテリーと新製品の手回し充電テレビ・ラジオ、ダーク色の住宅外観に馴染むブラックアンテナシリーズを展示した。

 主な出展製品は、次の通り。

 ◇ワイヤレスカメラセット
 かんたんな接続ですぐ映るモニターとワイヤレスカメラのセットを実演展示した。電源を入れるだけでカメラの映像を確認できる。また、中継器を使用することで障害物の回避と伝送距離の延長が可能なため、死角を減らし防犯性を高められる。

 ◇ワンケーブルカメラシステム
 ワンケーブルカメラ4機種と、レコーダーを実演展示した。PoC給電に対応しているため、カメラの電源工事が不要で、複雑な配線や接続の設定も不要だ。また、既設の同軸ケーブル配線をそのまま使用できるため、アナログカメラからの置換えにも最適だ。
 〝つなぐだけで映る〟ワンケーブルカメラシステム(有線タイプ)の特長は①既存の配線がそのまま使える②有線で安定した接続③アンテナの引込み工事と一緒に施工可能。〝かんたんセットですぐ映る〟ワイヤレスカメラセット(無線タイプ)の特長は①カメラからモニターまでの配線が不要②中継器を使用することで障害物を回避③パソコンが無くても使える。

 ◇ポータブルバッテリー
 長寿命で安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブルバッテリー。本体天面には分かりやすいユーザーガイドを表示しており、災害時など手元に取扱説明書がないときでも簡単に操作できる。災害時の電源の確保に最適な製品として実演展示した。
 具体的には①安全性が高く長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用=安全性が高く、充放電回数約3000回の長寿命を実現したリン酸鉄リチウムイオン電池を採用している②ソーラーパネルでの充電に対応=ソーラーパネルでの充電に対応しているため、災害時やレジャーなど、充電用のAC100V電源がないところでもポータブルバッテリーの充電が可能だ③防災製品等推奨品マーク認証取得=一般社団法人防災安全協会より、防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証された④LEDライト搭載=緊急時に便利なLEDライト搭載。暗闇でも慌てず操作ができる。

 ◇手回し充電テレビ・ラジオ
 日常も非日常も使用できる4・3インチモニターを搭載したワンセグテレビ、AM・FM(ワイドFM対応)ラジオを6月に発売した。手回し充電ハンドル、LEDライト、SOSサイレン、スマートフォン充電機能など、防災グッズとして必要な機能も兼ね備えた製品として実演展示した。
 具体的には、長期保管対応の手回し充電に対応した持ち運びができるテレビ・ラジオのポイントは
①ワンセグテレビとAM・FM(ワイドFM)ラジオの受信に対応(災害時にAM・FMラジオでの情報収集に加え、4・3インチの液晶画面でワンセグテレビが視聴できる)
②4種類(単3形乾電池3本、内蔵バッテリー、ACアダプター、モバイルバッテリー〈市販品〉)の電源で使用できる(非常時は、本体背面に搭載の手回し充電ハンドルを使って、内蔵バッテリーを充電できる)
③長期間保管対応の内蔵バッテリー(内蔵バッテリーには、長期間保管した状態でも充電できるコンデンサー充電地を採用している)
④もしものときに役立つ機能(▽LEDライト:手元を照らすことができるライト▽サイレン:周囲に音で知らせることができるサイレンを鳴らせる▽スマートフォンへ充電:単3形電池または手回し充電ハンドルを使って、スマートフォンなどのUSB機器を充電できる)。
 マスプロ電工の手回し充電テレビ・ラジオ「HCTVR2」が8月20日、一般社団法人防災安全協会より災害時に役立つ防災製品に対して推奨する「防災製品等推奨品」に認証された。
 防災製品等推奨品とは一般社団法人防災安全協会が、災害時に、有効に活用でき安全と認められた製品に対して「防災製品等推奨品」として認証する制度。
 マスプロ電工の手回し充電テレビ・ラジオ「HCTVR2」は、防災製品等推奨品審査会による厳正な審査で、防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証された。

 ◇ブラックアンテナシリーズ
 アンテナもこだわる時代!をコンセプトに、スタイリッシュで落ち着いたダーク色の住宅外観に馴染む、「ブラックシリーズ」を訴求した。黒色に装ったアンテナから、アンテナアクセサリー(取付金具)までを一同にラインアップしている。
 設置環境に合わせて選択できるUHFアンテナをラインアップした。壁面取付用の「スカイウォーリー」、ポール型のユニコーンに加えて、フィッシュボーンタイプのUHFアンテナにもダークカラーモデルをラインアップした。
 様々な設置環境に対応できるアンテナアクセサリーをラインアップした。屋根上設置用のルーフベース、壁面設置用のサイドベース、マストと組み合わせて使用するサイドベースをラインアップした。様々なアンテナ設置環境に対応できる。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。