
CEATEC2025 富士通が出展
富士通は、「CEATEC 2025」に出展し、「人の能力を拡張するAI」をコンセプトとし、ゴルフのバンカーショットとアプローチショットの2種類を体験できるデモを展示する。デモでは、「Uvance」のオファリング「AI Technologies and Solutions」の人の動きをデータ化する骨格認識AIと、その取得データを分析し、的確なアドバイスをするAIエージェントを連携させることで、人の動きをデータ化・解析し、個々に最適化された動作改善のアドバイスをリアルタイムで提案する。
富士通は、複雑かつ高度な人の動きに潜む可能性をAIによって可視化・データ化し人が活用できるように支援することで、スポーツや医療など多様な分野における人の能力の最大化と社会のウェルビーイング向上に貢献する。
展示概要は次の通り。
①AIエージェントの最適なアドバイスによりバンカーショットの技術向上を体験=富士通の骨格認識AIと、Uvance PartnerであるAIGIA社のゴルフスイング解析アプリケーションが連携して参加者のバンカーショットのフォームを解析し、ショットにおける課題を把握する。さらにAIエージェントが、その解析結果をもとに個別の改善策を提案する。会場にはプロでも攻略が難しいとされる「東急セブンハンドレッドクラブ 西コース18番ホール名物バンカー」を高低差約1・6㍍のリアルサイズで再現し、臨場感ある体験を提供する。
②人の動きと道具の使い方の関係をAIが解析し、その結果を活用したアプローチショット体験=アプローチショットのフォームを、人の動きのデータとプロギア社が提供するヘッド挙動データを合わせて分析することで、プレイヤーの動きとクラブの使い方の相互作用を可視化し解析する。さらに、AIエージェントがデータを多角的に分析することで、参加者のレベルに応じたアプローチショットの最適解をその場で提示する。これにより、従来の感覚的な指導を超えた、データに基づくパーソナライズドなゴルフ体験を実現する。
ブース・2H129
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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