
CEATEC2025 アンリツが出展
アンリツ(濱田宏一社長)は、「CEATEC 2025」に出展する。創業130周年を迎えたアンリツは『その挑戦をアンリツとともに 「はかる」を超え、持続可能な未来を拓く』をテーマに、これまで蓄積した技術と最新技術を活用して、さまざまな社会課題の解決を提案する。
主な出展製品・ソリューションは次の通り。
◇アンリツグループの提供技術を融合した自動運転試験ソリューション
▽EV車のバッテリー、駆動系のシミュレーション=Power HIL(Hardware In the Loop)を紹介。電源計測・シミュレーション技術を活用し、実車両試験と同等の精度でのEVバッテリー、駆動系の性能試験を可能にする▽車載通信ユニットの通信制御シミュレーション=実車両を用いたHILアプローチを採用し、通信により収集された様々なデータの統合、加工を通じて車載通信ユニットの「認知・判断・制御」をシミュレーションする。
◇食品業界向けX線検査機AI(人工知能)判定機能=X線検査機はX線透過画像を用いて、独自の複合アルゴリズムにより微小な異物や形状不良を検出する。AI判定機能を搭載すれば、膨大な不良品パターンの特徴を学習して、従来にないアルゴリズムも実装可能となる。その結果、検出精度の向上に加え、誤検出の低減に貢献する。
◇衛星通信、フィールド検証、ドローン通信試験の取り組みを紹介
今年、新たにサービスが開始された「Starlink」による衛星通信のフィールド検証、高度モビリティ電波伝搬シミュレーションと通信ラボ評価環境(AK Radio Design、構造計画研究所との合同展示)、ドローンの安全な輸送路確保のための電波環境検証などの取り組みを紹介する。
ブース・5H210
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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