
富士通と米ARYA社、高精度AIで不審行動を即時に検知するソリューションを共同開発
富士通と米ARYA社(アリヤ、ARYA)は9月22日にスマートセキュリティおよび都市インフラ の高度化を目指し、戦略的提携に合意した。本契約により、データとAIで都市空間の安全性・利便性・魅力を高め、より良い体験を提供 する富士通のUvanceオファリング「Smart Space」とARYAのセキュリティサービスプラット フォーム「City Connect」を組み合わせ、犯罪の兆候をリアルタイムに検知することで事態が悪化する前のインシデント検知を行うジョイントソリューションを、北米を中心に空港などの公共施設や大型リゾートホテルに導入することを目指す。
本契約に先がけ、当社とARYAは米国の大型リゾートホテルWynn Resorts(ウィン・リゾーツ) にて本ソリューションの実証実験を実施。その結果から、不審行動を正確に検知し、迅速に 通知することが確認できた。今後、富士通とARYAは協業をさらに加速し、安心・安全・持続可能な社会の実現に向けて取り組みを進める。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。