危機管理産業展にスリーライクが出展

 スリーライクは、「危機管理産業展2025(RISCON TOKYO 2025)」に出展し、FullDepth社の国産産業用水中ドローン「DiveUnit300Lite(ダイブユニット300ライト)」=写真=などを展示紹介した。
 同機の特長は次の通り。
 ①初めての業務導入に最適な水中ドローン▽水中ドローン本体は潜れる深さは300㍍,カスタム機材を載せて、最小2名で運用可能。本体重量は29㌔㌘。クレーン不要で最小2名で投入・揚収が可能。追加機器の搭載でも浮力調整できる専用機構を搭載▽工具レスでバッテリー交換可能、長時間の運用も万全。フルハイビジョンの高精度カメラ搭載。6000ルーメン(1500ルーメン×4基)の高照度ライト。ワンタッチで取り外しできるバッテリー▽セントラルユニットが使いやすく進化した。これまでより軽量・小型サイズになり、現場で持ち運びしやすくなった(従来は18㌔㌘、新型は6㌔㌘)▽2~3時間の練習でパイロット操作可能。パイロット操作は操作パッドで直感的にできるので、2~3時間の練習で動かすことができる。撮影した映像は常時録画保存され、USBメモリ等で抜き出し可能▽テザーケーブルでは、約140㌔㌘の張力に耐える、業界最細クラスとなっている。デザーユニット(ケーブル)には3・7㍉㍍の光ケーブルを300㍍格納している▽超極細光ケーブルが可能にする優れた機動力と安定性。超極細ゆえに、潮流の抵抗を受けにくいので、 水中におけるバツグンの機動力と安定性を実現する。
 ②ホバリング機能で操作を自動サポート▽潮流があっても、より速く、より安定、より簡単に移動。これまでの深度センサーに加え、姿勢方位基準装置(AHRS)を搭載。進行方向のヘディング保持・ピッチ保持・水深保持の3つの制御により、潮流ある環境下での操作をサポートする▽業務に合わせて様々なオプション機材を用意。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。