日立、現場の作業効率と安全性向上をAIで革新する新技術について
日立製作所と日立ビルシステムは、NVIDIAのAI技術を活用し、ウェアラブルカメラ映像をリアルタイム解析して危険行為を検知・警告するAI Safetyソリューションを開発。現場の安全性と作業効率を同時に高める取り組みを進めている。
このAI Safetyソリューションを「HMAX for Building : BuilMirai」が提供する新たな価値として、CEATEC 2025の日立ブースで初公開予定。エレベーター点検支援、電源装置点検支援、広域災害発生時の技術者配置支援など、具体的な適用例を紹介する。
日立パワーソリューションズと連携し、ビルシステム事業に限らず、さまざまな現場への展開を実証中。現場ナレッジのAI活用による安全確保・効率化・技術継承を推進し、Lumada 3.0を体現する「HMAX」群を通じて、現場の働き方改革とウェルビーイング向上をめざす。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
