
富士通、3000社が利用するサービス運用基盤の仮想化基盤をNutanix仮想化基盤に刷新
富士通とNutanixは、富士通のミッションクリティカルな企業向けサービス運用基盤について、 既存の仮想化基盤から、Nutanixの仮想化基盤を搭載するハイパーコンバージドインフラ ストラクチャー(HCI)サービスである「PRIMEFLEX for Nutanix」への移行を、約2か月で 完了した。
これにより富士通は、仮想化基盤の導入コストを約30%削減し、さらにシステム移行後の サービス基盤のメンテナンス作業において、約90%の作業工数の削減を社内検証で実現
した。
富士通は、本サービス基盤の移行で培った両社の知見とノウハウを生かし、基盤検討から移行、運用までトータルに支援する、「Mission Critical Transformation Service」を
拡充し、オンプレミスの既存仮想化基盤からNutanix仮想化基盤への移行支援サービスを2025年10月10日より提供開始する。
富士通は今後、提供するその他のクラウドプラットフォームへの移行を支援するメニューを 順次拡大予定。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。