イートラスト、「CEATEC 2025」に出展 防災監視エッジAIカメラシステム

 「イートラストは、「CEATEC2025」に出展し、クラウド型防災監視エッジAIカメラシステムeTA002を紹介した。
 同社は東京都中小企業振興公社・東京商工会議所などが運営する「東京ビジネスフロンティア」ブースの出展企業として採用され、会期中はエッジAI技術を搭載した「クラウド型防災監視エッジAIカメラシステムeTA002」を展示・紹介した。
 エッジAIによる画像解析機能によって撮影画像から水位を自動検出できる同製品は、より精度の高い河川監視を実現し、水害被害の低減に貢献するシステム。
 カメラ単体で静止画と水位、2種類のデータを取得可能だ。システムはソーラー電源とLTE回線を利用しており、電源・通信インフラが不安定な山間部などにおける河川監視にも効力を発揮する。
 夜間の降雨もしっかり検知する。星明かり程度の明るさで撮影可能な0.005ルクスの最低被写体照度と自動露光調整機能によって、夜間・暗所でも高い水位検出精度を実現する。
 ブース内のセミナースペースでは自治体における導入事例やエッジAI技術の開発内容を紹介するミニセミナーも実施した。