
日立、次世代AI データセンター向けに、電力効率を向上する800V アーキテクチャを構築
株式会社日立製作所(日立)と日立エナジーは、次世代のAI インフラ向けに、よりクリーンで効率的な電力供給方式の開発に取り組む。両社は、NVIDIA が発表した800V 直流(VDC)電力供給アーキテクチャの構築をサポートする。このアーキテクチャは、より大規模かつエネルギー効率の高い「AI ファクトリー」のグローバル展開を実現する。
近年のAI による負荷は、小規模な計算負荷向けに設計された従来の電力供給インフラの限界を超えつつある。日立エナジーの高度なグリッド・トゥ・ラック(grid-to-rack)アーキテクチャは、800VDC ラック設計を支援し、グリッドからサーバーに効率的に電力を供給します。これにより、最新のデータセンター向けに設計された、よりシンプルで効率的かつ持続可能な電力供給インフラを構築し、エネルギー損失・冷却負荷の低減と、ハイパースケールAI データセンターの迅速な展開を可能にする。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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