富士通、AWSと生成AIで加速

 富士通は、アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社(AWSジャパン)と、国内の流通・サービス 業界のお客様の経営課題解決を加速するBusiness Creation Labを本格稼働する。
 本ラボは富士通の深い業界知見・テクノロジーソリューションとAWSの生成AI・クラウドサービスを融合し、 国内の流通・サービス業界が直面する課題解決を支援するための、レガシー刷新と新規収益創出を同時に 実現する取り組み。
 富士通は、AWSジャパンとともにこれまでも両社の強みを掛け合わせた協業を通じ、お客様の課題解決に貢 献してきた。本ラボは、この取り組みを流通・サービス業界向けに深化するものであり、三菱食品との生成AIを活用したノウハウ継承課題解決プロジェクトなど、これまで得た知見を生かし、業界全体の変革を加速させる。
 本ラボの主な取り組みは、課題抽出と解決策の共創、迅速なPoCとアジャイル開発、ソリューション開発 と横展開の3点。富士通の流通・サービス業界に精通したエンジニアやコンサルタントと、AWSジャパン のソリューションアーキテクトが緊密に連携し、変革を加速する。
 富士通は、クラウドおよび生成AIの活用、業界横断でのデータ連携を通じて流通・サービス以外の各業界に も本ラボの取り組みを拡大する。お客様の持続可能な成長と新たな収益モデルの創出に貢献する。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。