フジ・ネクステラ・ラボ、閉域AIサービス
メディア&エンターテインメント産業分野における日本最大級の総合イベント「Inter BEE 2025」(インタービー 2025)が11月19日から21日まで幕張メッセ(千葉市)で開催された。主催は一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)。
フジ・ネクステラ・ラボは、2社統合によって誕生した「フジ・ネクステラ・ラボ」が持つITやデジタル、そしてエンターテインメント分野にわたる多彩なノウハウを活かし、ワンストップで価値を提供する新たな事業領域を紹介した。
株式会社フジミックと株式会社Fuji Culture Xは2025年10月1日に経営統合し「株式会社フジ・ネクステラ・ラボ」 に商号変更した。
ブースでは、AIでひらく、議事録の新時代「もじセレブ」などを紹介した。同ソリューションは『上質を知るあなたに、至高の文字起こし体験を』として、月額4万円~、全社定額で使い放題。「もじセレブ」はAIを活用し、フジ・ネクステラ・ラボが新たに開発した文字起こしサービス。番組素材、会議、インタビュー、講演会など幅広い用途に利用できる。通常の文字起こしに加え、要約、議事録作成、話者分離などにも対応。どんなシチュエーションでも、優れた音声認識技術がクリアなテキストを提供する。
制作現場の声から生まれた映像のプロの現場に寄り添うAI字幕生成・翻訳ツール「ジマクン」は、動画または音声ファイルをアップロードするだけで、字幕・翻訳がすぐにAIで生成される。FODショートで導入し、生産性99%向上中という。かなり正確にタイプスタンプ/文字起こしが行われるため、確認・修正作業が楽になる。
参考出展した「閉域AIサービス」は、ITが苦手でも簡単操作ですぐ定着する。高セキュリティで社内ナレッジを活用して効率化につながる。
「最新のAIモデル(LLM)を利用できます。セキュリティリスクを抑え、安全な環境で安心して利用できます。閉域環境で提供。学習リスクなしで、利用量に制限がありません。シンプルな画面構成で、役割(ペルソナ)による使い分けが可能です」(フジ・ネクステラ・ラボ)。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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