NECなど、AIで医師の電子カルテ操作を支援

 国立健康危機管理研究機構(東京都新宿区、國土典宏理事長)とNECは、AIを活用した医師の電子カルテ操作を支援する技術を共同開発し、有効性の評価を行ったと発表した。その結果、電子カルテ操作に伴うマウスの操作時間は約84%減少し(NEC確認)、開発技術がユーザビリティの向上と作業負荷軽減に貢献することを確認した。これは、国立健康危機管理研究機構 医療情報管理部(旧国立国際医療研究センター 医療情報基盤センター)とNECの共同研究チーム(美代賢吾研究総括責任者)による臨床課題に基づく着想と、AI技術の活用によって実現した次世代の電子カルテを支える新しい技術。

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。