富士通、日本精工の軸受製品のプラットフォーム
富士通は、日本精工(NSK)の軸受(ベアリング)製品のプロダクトライフサイクルを通じてユーザー企業と価値を協創するための事業モデルを支えるプラットフォームを構築したと発表した。本プラットフォームには、バリューチェーントレーサビリティを実現する「Uvance」オファリング「Sustainability Value Accelerator」を活用した。
本プラットフォームは、部門・工程・企業を横断して、プロダクトライフサイクル全体で軸受のデータを収集・活用し、製品の状態の監視やメンテナンスに関するサービスを提供する。これにより、軸受製品の再生・再利用を促進し、NSKが企業理念として目指す地球環境の保全を通じた持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値の向上を支援する。
本プラットフォームは、「Powered by Uvance」としてNSKから外販を行い、軸受の利用企業に導入する。NSKは今後、先行ユーザーにおける検証を通じて本プラットフォームの機能を継続的に強化し、2026年より本格的な運用開始を目指す。
富士通は本プラットフォームの展開においてNSKを支援し、より多くのユーザーへ本プラットフォームを展開する。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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