GenAI、「生成AI大賞」受賞結果を発表

 一般社団法人Generative AI Japan(GenAI、東京都多摩市、宮田裕章代表理事)は12月12日、日経BPが発行・運営する経済メディア「日経ビジネス」と共同で、生成AIの優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を開催し、グランプリ他各賞を決定したと発表した。
 本年2回目の開催となるこのアワードは、生成AI分野の有識者で構成された審査委員会が厳正な審査を実施し、グランプリを含む8件が表彰された。
 生成AI大賞2025グランプリ(1件)は株式会社コロプラで、タイトル「『神魔狩りのツクヨミ』~生成AIで切り拓く新しいエンタメ体験とクリエイションの未来~」。
 コロプラは、生成AIをゲーム体験の核に据えたタイトル『神魔狩りのツクヨミ』をリリースした。エンタメ領域での生成AI活用がタブー視されるなか、著名クリエイター金子一馬氏と共に独自AI「AIカネコ」を開発。ユーザー行動を起点に唯一無二の金子風カードが生まれる体験を実現し、リリース2ヶ月で生成枚数は160万枚を突破。生成AIでエンタメの可能性を切り拓く新ジャンル「生成ゲー」を創出した。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。