日立など、日立オリジンパークにてオオシマザクラの植樹式を開催
日立製作所は、JX金属と茨城県日立市を来賓として迎え、日立市の企業ミュージアム「日立オリジンパーク」にて、オオシマザクラの植樹式を開催した。
同式典は、JX金属の出発点である日立鉱山が煙害により荒廃した鞍掛山に大煙突を設置し、地域の人たちと協力してオオシマザクラを中心とする苗木を植樹することで山を蘇らせた歴史を背景に、鞍掛山のオオシマザクラの子孫樹を日立オリジンパークに移植したもの。
2025年はJX金属の上場、日立の新社長就任および新経営計画の発表と、両社にとって記念すべき年であることをきっかけに、両社の創業の地である日立市への想いを継承し、JX金属と日立の更なる関係強化、そして地域との共存共栄の象徴となることを願い、記念樹を「共創桜 あさひ」と命名し、記念プロジェクトとして実施した。
日立グループは、環境・幸福・経済成長の3つが調和する「ハーモナイズドソサエティ」の実現に貢献することをめざしており、そのビジョンを体現する取り組みとして、現在、日立市と共に、次世代未来都市共創プロジェクトを進めている。「グリーン産業都市の構築」「デジタル健康・医療・介護の推進」「公共交通のスマート化」など、複数の分野で自治体・アカデミア・企業・市民が一体となって取り組みを推進し、日立市全体の活性化と市民が安全・安心に暮らせる街づくりに貢献する。
写真は 日立オリジンパークにおける植樹式の様子(左から、JX金属 林陽一氏、日立製作所 德永俊昭氏、日立市 梶山隆範氏)
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- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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