NEC、コンピューティングリソース分散配置実現
NECは、サーバやGPUなどのコンピューティングリソースの柔軟な分散配置を可能とする「NEC Composable Disaggregated Infrastructure ソリューション」を1月下旬より提供開始すると発表した。本ソリューションは、データセンターや研究機関などにおける設備投資や運用コストの削減、省電力化を実現するものであり、IT機器の信号を高信頼・低遅延に伝送するNECの独自技術「ExpEther(エクスプレスイーサ)」を活用している。
昨今、生成AIをはじめとするAI活用やデータ解析需要が急速に拡大している。その一方で、データセンターや研究機関では柔軟なリソース拡張が難しく、設備投資や運用コストの増加が課題となっている。サーバはピーク時の最大負荷に備えて構成されるため、リソースの過剰配置や電力の浪費、頻繁な設備更新に伴うコストの増加が大きな負担となっており、効率化や省電力化、柔軟な運用手法の導入が求められている。
本ソリューションは、CPUやGPUなどのコンポーネントを物理的な筐体から分離し、データセンタースケールでネットワーク上に分散配置することを可能にする。これにより、データセンターや企業内の各種リソースを柔軟かつ効率的に運用できるようになり、システム全体の利用効率を最大化する。また、大阪大学との共同実証やNEC印西データセンターでの検証を通じて、実際の運用における効果を確認しており、その結果はWebサイトなどで順次公開する。
図は 「NEC Composable Disaggregated Infrastructure ソリューション」製品構成
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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