古野電気の自律航行システムが自動運転レベル4

 古野電気(兵庫県西宮市、古野幸男代表取締役社長執行役員)は、公益財団法人日本財団が2020年2月より推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に参画している。このほど、プロジェクト実証船である国際両備フェリーが所有する離島航路旅客船「おりんぴあどりーむせと」が、国の行う船舶検査に2025年12月5日に合格し、一般旅客が乗船する定期船として自動運航機能(自動運転レベル4相当)を活用した商用運航を世界で初めて開始することになった。
 古野電気の開発した自律航行システムは、MEGURI2040の第2ステージで目標とした規格化・標準化の設計思想に基づき、システム間インタフェースの標準化設計と実装を実現した。実際に「おりんぴあどりーむせと」において、連携する他社システムを切り替えて自動運航機能を動作させることにも成功しており、同社開発のシステムの汎用性の高さを示している

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。