NHKテクノロジーズ、東日本大震災3D記録映像上映

 第30回「震災対策技術展―自然災害対策技術展―」は、2月5日・6日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催。主催は「震災対策技術展」実行委員会。運営は「震災対策技術展」事務局/エグジビションテクノロジーズ。 
 NHKテクノロジーズは、「震災対策技術展―自然災害対策技術展―」に出展し、震災3D記録映像「未来への記憶 東日本大震災 津波の傷跡」を上映展示した。映像を見るための専用の3Dメガネを用意。多くの人が3D映像を見入っていた。
 2011年3月11日の東日本大震災発災以降、同社は宮城県・気仙沼市、宮城県・南三陸町、岩手県・陸前高田市、岩手県・宮古市田老地区といった被災地を定点観測的に3Dで記録してきた。NHKテクノロジーズは、被災地の“その後”を、定点観測的に継続して3D撮影し、発災から現在に至るまで、どのように故郷の風景が変わってきたかを記録として残すことで、災害を経験していない子や孫、さらにはその先の世代にも、この災害とその後を“体感”してもらい、防災・減災意識の醸成につなげてもらえるよう『震災3DによるCSR活動』を続けている。
 「私どもNHKテクノロジーズは、3D映像を長年行ってきましたので、その技術を使って、皆さんに何かお役に立てないかと、東日本大震災発災1か月後の2011年4月から被災地を記録し始めました。その映像を長年撮り貯めたものから今回2017年以降2023年までの映像をお持ちして、3D映像でご覧いただいています。3D映像はビデオとか写真に比べると、その知識情報というよりは感覚といいますか、臨場感といいますか、そういうものが特長になりますので、子供、孫、さらにその先の世代に伝える際に、こういう3D映像をご覧いただくことで、より身近に自分事として災害を感じていただいて、防災減災につなげていただけるのではないかということで活動を続けています」(NHKテクノロジーズ経営企画室)。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。