富士通など、海洋デジタルツイン技術の実証合意

 Fujitsu Technology Solutions S.A.とスペインバルセロナ港のイノベーション推進組織であるBCN Port Innovation Foundationは、バルセロナ港において、海洋の状態をデジタル空間上に再現し変化を予測する海洋デジタルツインに関する実証実験を2026年中に実施することで合意した。
 本実証実験は、海洋環境の再生、生物多様性保全、ブルーエコノミーの促進に向けて実施するもので、富士通の海洋デジタルツイン技術をもとに、BCN Port Innovation Foundationが港湾生物多様性に関する全情報を一元管理し、長期モニタリングを可能とする統合デジタルプラットフォーム基盤を構築し、その有効性を検証する。
 富士通とBCN Port Innovation Foundationは、実証実験の成果をもとに、統合デジタルプラットフォームに、環境対策の実施前にその有効性を検証するとともに、実際の影響度に基づいて投資の優先順位付けを支援する「仮定シナリオ」のシミュレーション機能の追加を検討する。

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。