4人に1人が「深夜・早朝の防犯」に不安 NEXERとナック電子、フィットネスクラブ・スポーツジム利用者セキュリティ実態調査
NEXERとナック電子はこのほど、「フィットネスクラブ・スポーツジムの利用経験がある」と回答した全国の男女174名を対象に「フィットネスクラブ・スポーツジム利用者のセキュリティ実態」について実施したアンケート結果を公表した。調査では、ジム利用者の多くがセキュリティをあまり重視せずに施設を選んでいる一方、約3割が盗難やトラブルへの不安を抱えていることがわかった。また24時間営業のジムでは、利用者の約4人に1人が深夜・早朝のセキュリティに不安を感じ、スタッフ不在の時間帯への懸念が見られることも確認できたとしている。
健康意識が高まる中、フィットネスクラブやスポーツジムを利用する方は増えている。一方で、ジムは更衣室やロッカーなど貴重品を預ける場面が多く、セキュリティ面での不安を感じる人々も多い。
調査はインターネットでのアンケート形式で、期間は2026年1月16日~1月27日。事前調査で「フィットネスクラブ・スポーツジムの利用経験がある」と回答した全国の男女174人を対象に、▽質問1:利用したことがあるジムの入退室管理方法はどれですか(複数選択可)▽質問2:ジムを選ぶ際、セキュリティや会員以外の入場制限をどの程度重視しましたか▽質問3:その理由を教えてください▽質問4:ジムの施設内で、貴重品の盗難やトラブルを経験したことはありますか▽質問5:どのような盗難やトラブルを経験した、あるいは見聞きしましたか▽質問6:どのような場面で不安を感じましたか▽質問7:24時間営業のジムを利用したことはありますか▽質問8:深夜・早朝のセキュリティについて、どのように感じていますか▽質問9:そのように感じる理由を教えてください―の9項目について返答を求めた。
利用したことがあるジムの入退室管理方法については、最も多かったのは「ICカード・会員カード」で48・9%と、約半数を占めた。次いで「スタッフによる目視・受付確認」が20・7%、「スマホアプリ・QRコード」が16・7%と続いた。
続いて、ジムを選ぶ際にセキュリティや会員以外の入場制限をどの程度重視したかについては、「あまり重視していない」が50・0%でもっとも多く、「まったく重視していない」が25・9%。合計75・9%となり、大半がセキュリティは優先度を高くせず、ほかの条件を重視してジムを選んでいることがわかった。セキュリティを重視しなかった理由として「立地や設備を優先した」「当時はセキュリティへの意識が低かった」という声が多い一方、重視した理由では「盗難に遭いたくない」「不審者が入ってきたら怖い」という安全面への意識の高さがうかがえたという。
ジムの施設内で貴重品の盗難やトラブルを経験したことがあるかについては、「特に不安を感じたことはない」が71・3%で最多だった。一方で「経験はないが、不安を感じたことはある」が17・2%、「自分は経験していないが、見聞きしたことがある」が9・2%、「実際に盗難・トラブルを経験した」が2・3%。合計すると約29%となり、何らかの形で不安やトラブルに触れた人がいることがわかった。更衣室やロッカーでは、金品の盗難が起きたという声が多く見られたほか、鍵をかけていても被害にあったケースがあり、利用者の注意だけでは防ぎにくい場面があることがわかった。
盗難やトラブルに不安を感じたことがある人に、どのような場面で不安を感じたか聞いたところ、「更衣室で鞄やメイク道具を置いたままトイレにいくとき」(40代・女性)「ロッカーに荷物を保管しているときに盗難が不安」(40代・女性)「ドライヤーなどをする際、少しの間その場から離れなければならない時もあり、所持品が取られてもおかしくないと思った」(10代・女性)「更衣室にじっと座っている人がいた」(70代・男性)「ふだん利用しない時間帯に行ったときに見たこともない人がたくさんいたこと」(40代・男性)といった意見があった。更衣室やロッカールームでの貴重品管理に関する声が目立ち、短時間でも荷物から目を離すことへの不安や、見知らぬ利用者への警戒心が表れているとしている。
続いて、24時間営業のジムを利用したことがあるかについては、「ある」が25・3%、「ない」が74・7%で、4人に1人は24時間営業のジムを利用した経験があることがわかった。
さらに、24時間営業のジムを利用したことがある人に、深夜や早朝のセキュリティについてどう感じているかも調査したところ、「ある程度安心している」が61・4%で最も多く、「とても安心して利用できる」が13・6%だった。合わせると75・0%となり、多くの人が一定の安心感を持っていることがわかった。
一方で「少し不安を感じる」が20・5%、「かなり不安を感じる」が4・5%と、約25%の方が深夜・早朝の利用に不安を感じていることも明らかになった。安心している人からは、セキュリティシステムが整っていることや、入会時の管理がしっかりしていることが理由として挙がった一方で、不安を感じる人は、利用者が少ない時間帯であることや、スタッフがいないことへの心配を挙げている。24時間営業のジムでは、とくにスタッフ不在の時間帯をどうカバーするかが、安心して使える環境づくりのポイントになると分析している。
詳細はナック電子(https://www.nucel.co.jp/)で確認できる。
この記事を書いた記者
- 主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。
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