「現場拡張メタバース」を開発、日立製作所など
日立製作所は、これまで、エネルギーや交通分野の建設・製造・保全などの現場で、施工・製造などの現場関係者と設計・品証・管理部門などの現場外関係者の情報共有や合意形成を促進し、現場業務を迅速に進めるためのメタバース技術の開発に取り組んできた。このほど、これまで開発を進めてきた技術を組み合わせ、産業分野での活用を想定した「現場拡張メタバース」として発表した。
また、同技術を、日立 GEニュークリア・エナジーおよび、日立プラントコンストラクションと連携し、両社内で実施された原子力発電所の実寸大模型(モックアップ)の移設工事に適用した。その結果、特殊なデジタル機器を使わず、遠隔の部署同士での認識齟齬による手戻り頻度を減少し、他の作業の完了待ちを低減するといった業務効率の向上に有効であることを確認した。
日立GEニュークリア・エナジーと日立プラントコンストラクションは、同技術を、原子力発電所における作業効率と安全性の向上や技術伝承、人財育成に活用する。そして、今後日立は、さまざまな産業領域のと協力し、現場作業を効率化することでグローバルな社会インフラの持続可能な運用や管理につなげる。
(全文は12月22日付2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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