
東大やNICTなど、光でGKP量子ビットの生成実現
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科の紺野峻矢大学院生(研究当時)及びアサバナント・ワリット助教、古澤明教授らの研究チーム、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、国立研究開発法人理化学研究所、チェコ共和国のPalacky UniversityのPetr Marek准教授及びRadim Filip教授、ドイツ連邦共和国のUniversity of MainzのPeter van Loock教授は、伝搬する光の論理量子ビットであるGottesman-Kitaev-Preskill量子ビット(GKP量子ビット)を世界で初めて生成したと発表した。膨大な数の物理量子ビットを使う従来の方法と比べて、一つの光パルスの中で1つの物理量子ビットを用いて1つの論理量子ビットの生成を実現でき、大規模な誤り耐性型光量子コンピュータの実現に近づいたという。
(全文は1月24日付け1面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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