古野電気、日本郵船のマリンDX船に「避航操船支援システム」を搭載
古野電気(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下 当社)は、日本郵船(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:曽我貴也、以下、同社)が発注した自動車専用船に、公益財団法人日本財団が進める無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」※1で当社が開発に参画した自律航行システム(当社名称「避航操船支援システム」)※2が先行搭載されることをお知らせします。

同船は2026年3月の竣工を予定しており、船上業務の効率化と安全運航のさらなる向上を目指して、最新の自律航行システム※3をはじめとするマリンDX機器が多数搭載されます。自律航行システムは、当社が開発した避航操船支援システムが採用され、以下のような機能を備えています。
①センサーデータ統合機能
航海用レーダーを始めとした各種センサーからの情報を統合し、自船周囲のターゲット情報を正確に把握
②リスク評価機能
統合されたターゲット情報をもとに衝突リスクを算出・表示
③避航計画立案・実行機能
日本海洋科学の船舶自律化システム向け行動計画策定ソフトウェア“Advanced Routing Simulation and Planning (ARS)”と連携し、自船周囲のターゲット情報に基づき最適な避航航路を自動立案及び航路制御
この記事を書いた記者
-
営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。



