【無線LAN各社の製品特集】 ディーリンクジャパン

 ディーリンクジャパン(東京都品川区、廖晋新社長)は、企業のオフィスや店舗、学校、病院などに最適な無線アクセスポイントとして、高速無線規格Wi―Fi6対応の「DBA―X1230P」を提案している。Wi―Fi5以前の無線アクセスポイントからの本機への買い替えで通信速度の向上が期待できるという。 本機の特徴は、クラウド型ネットワーク管理サービス「Nuclias Cloud」への対応。Nuclias Cloudは、対応する無線・有線機器をクラウド上から集中管理できるディーリンクのソリューション。直感的な操作性を追求したWeb GUIによって、非ネットワーク専任者でも「DBA―X1230P」の設定および管理が簡単に行える。クラウド管理最大の利点はリモートで使えること。例えば、多拠点で無線アクセスポイントを管理する場合、現地へ行かずに機器の状況確認と設定変更ができるため、大幅な工数削減が見込める。 セキュリティ機能も充実している。情報漏洩を防ぐ通信の暗号化や、不正アクセスからネットワークを守る認証方式など、総務省が提唱するWi―Fi提供におけるセキュリティ対策が実現できる。また、2022年のアップデートにより、Facebook Wi―Fiも利用可能となった。 「DBA―X1230P」は、Nuclias Cloudの年間ライセンスが付属する製品。すべて標準価格(税別)で、1年利用が4万3800円、6年利用が6万3800円、そして8年利用が6万8800円となっている。