【LPWA特集】日本パレットプール

日本パレットプールは、物流用パレットの位置管理ができるシステム「フクLOW」を提供している。京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が提供するIoTネットワーク「Sigfox」を活用した通信デバイスを取り付けることでパレットの動態管理を実現し、目的外の使用や滞留、紛失のリスクを最小限に抑えることができる。2024年問題を目前にして業務の効率化を課題にする企業は多く、パレットに関していえば、位置を管理できず紛失や滞留が生じ、効率的に運用できないという課題があった。物品の位置把握にはRFIDを利用する方法もあるが、RFIDタグだけでなく、タグの情報を読み取る機器が必要であり、不特定多数の場所で管理を行うと多くのコストがかかってしまう。フクLOWを利用したパレット管理は、デバイスの情報を受信する基地局を導入する必要がないため、(全文は4月17日付け4面に掲載)