NICTオープンハウス2023開催

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、6月23日(ビジネス向け)・24日(学生・一般向け)の2日間、NICTの最新の研究とその取り組みについて紹介する「NICTオープンハウス2023」をNICT本部(東京都小金井市)のリアル会場と、オンライン配信を組み合わせたハイブリッド形式で開催した。4年ぶりの本格的なイベントとなった。テーマは「知の限界を超え未来の社会基盤を創るNICT」。基調講演、特別講演、技術展示の他、研究者によるプレゼンテーションタイム、トークセッションなど、様々なコンテンツを用意した。  6月23日午前11時から徳田英幸NICT理事長が基調講演「NICTの戦略4領域が拓く未来社会のかたち」を行った。NICTでは21年4月から第5期中長期計画がスタートした。30年代の社会を見据え、戦略4領域(ビヨンド5G、AI、量子情報通信、サイバーセキュリティ)を定め、安全・安心なソサエティ5・0の実現にむけて、研究開発を進めている。同講演では、最新の研究開発動向を紹介し、30年代の未来社会のかたちについて、そのイメージを提示し、社会基盤としてのICTの重要性について議論を行った。  6月23日午前11時30分から特別講演「Project Cybernetic being:サイバネティック・アバターを通じた人の身体的経験の拡張に向けて」(講師・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 南澤孝太氏)が行われた。 このほか、研究者によるプレゼンテーションタイム、技術展示が行われた。    ◇ 徳田NICT理事長の開催挨拶は次の通り。 今回のテーマ「知の限界を超え未来の社会基盤を創るNICT」は、本年新たに発表したNICTのブランドステートメントのスローガンである。NICTが持つ可能性、多様性さらには今後のさらなる発展に向けて、職員一人ひとりが共通のNICTのブランドイメージを持つことが重要と考えてブランドステートメントを制定した。皆さまには今回のオープンハウスの内容を通じてステートメントにこめた思いを共感していただければと思う。 今回のオープンハウスは5つの会場に約80のテーマの技術展示、7つのテーマの研究者によるプレゼンテーションタイムなど様々な内容を準備した。NICTのあらゆる研究分野を紹介するので皆様からご意見をいただければと思う。(全文は7月3日付け1面に掲載)