日米国際共同研究プロジェクトの公募開始、NICT要素技術・シーズ創出型プログラム

 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業要素技術・シーズ創出型プログラム」で実施する「日米国際共同研究プロジェクト」に係る公募を実施する。公募期間は2025年7月11日(金)〜2025年8月26日(火)正午(必着)まで。

 要素技術・シーズ創出型プログラムは、次世代情報通信インフラBeyond 5Gの実現に向けて、社会実装まで一定の期間を要し、中長期的な視点で取り組む要素技術の確立や技術シーズの創出のための研究開発を主な対象としている。
 公募対象の日米国際共同研究プロジェクトは、2024年2月に日米を含む10か国により発表された共同声明「6Gに関する原則を支持する共同声明:セキュア・オープン・レジリエント・バイ・デザイン」を踏まえ、米国NSF(National Science Foundation)が実施する情報通信分野のプログラムVINES(Verticals-enabling Intelligent Network Systems)にNICTがインターナショナルパートナーとして参加し、米国との国際共同研究を公募するもの。

 NICTは、VINESのうち以下の研究開発期間及び研究開発予算による研究開発1件の公募を行う。
▽研究開発期間:2026年度から最大3年間
▽研究開発予算(予定):最大1億4400万円/年(税込、2025年6月中に適用される基準外国為替相場=2025年5月20日 日本銀行国際局 財務大臣公示=により、100万ドルを円換算した金額)
▽採択件数:1件
 公募説明会を2025年7月28日(月)10:00~11:00にかけてオンラインで開催する。公募説明会への申込方法は7月25日(金)14:00までに専用フォームから申し込む。

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kobayashi
主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。