
第60回アジア太平洋航空局長会議開催、国交省
国土交通省航空局によると、7月28日(月)から8月1日(金)までの5日間、宮城県仙台市青葉区の仙台国際ホテルにおいて、第60回「アジア太平洋航空局長会議(DGCA)」が開催され、アジア太平洋地域から約34か国・地域の航空局及び国際民間航空機間(ICAO)等の国際機関から約350名が参加し、開会式には中野洋昌国土交通大臣が出席の予定である。
アジア太平洋航空局長会議は、アジア太平洋地域の各国航空当局責任者が一堂に会し、航空安全、航空管制、環境等の相互の関心を有する事案についての意見を交換する場として、主催国及びICAOとの共催により、昭和35年から原則、毎年開催されているもので、日本においては、平成21年10月以来、16年ぶりに開催される。オープニング・セレモニーには、中野大臣が出席し開会宣言を予定している。
第60回の主な議題は、テーマトピック「アジア太平洋地域の持続可能な空~人や物の航空輸送による経済繁栄と社会福祉の向上を目指して~」及び航空安全、航空管制、環境ほか。参加国・機関は、インド、インドネシア、英国、カナダ、韓国、カンボジア、キリバス、豪州、シンガポール、スリランカ、ソロモン諸島、タイ、中国、日本、ニュージーランド、ネパール、パキスタン、バヌアツ、パプアニューギニア、バングラデシュ、東ティモール、フィジー、フィリピン、フランス、ブルネイ、ブータン、米国、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ラオス等の国・地域。
主な参加者は、国際民間航空機関(ICAO)のファン・カルロス・サラサール事務局長、マ・タオ アジア太平洋地域事務所長、大沼俊介日本政府代表部特命全権大使。
第60回会議前日の7月27日(日)午後6時から仙台国際ホテルにて歓迎レセプションが行われ、会議初日の7月28日(月)には午前9時開会式、集合写真撮影後、会議室にてICAO事務局長による基調講演、ハイレベル・パネルディスカッション、DGCA会議オープニング、議題1:テーマ・トピック、議題2:アクション・アイテムレビュー、議題3:航空安全、等が予定され、同日「サラサール事務局長・ICAO日本政府代表部の大沼大使と東北で航空を学ぶ学生等との対話」も実施する。
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